ほぼすべての日本人が数年間、英語を勉強します。しかし努力にもかかわらず、英語を話せるようになる人はごくわずかです。どうしてでしょうか?ここでは、その原因について説明します。
1.勉強法が目的に合っていない
中学や高校で学ぶ英語は、入学試験で高得点を取ることを目的にカリキュラムが作られています。このため、英語の本来の目的であるコミュニケーション能力を伸ばす勉強が、カリキュラムに入っていません。
社会人になってからは、誰もがコミュニケーションのために英会話ができることを目標に勉強をするようになります。しかし、学校教育で身に付けた試験のための勉強法をいつまでも引きずってしまい、どうしても「コミュニケーション力を伸ばすための勉強」ができません。
自分ではコミュニケーションのための勉強をしているつもりでも、知らず知らずのうちに試験のための勉強をしてしまっているんです。TOEICの勉強などは、その代表格みたいなものですね。
2.正しい情報を持っていない
英語を話せるようになるには、どのように英語を勉強すればいいか?テレビや雑誌、インターネットの広告でさまざまな教材や勉強方法が紹介されています。
そのほとんどは、「英語のオーディオを流し聞きしていたら英語を話せるようになった」、「英語のシャワーを浴びていたら、ある日突然、英語が口から飛び出した」というような魔法のような話ばかりです。こうした話を信じて、ひたすらオーディオを流し聞きする人がおおぜいいることを私は知っています。恥ずかしながら私もその一人でした。
しかし、こうした耳障りのいい言葉は、英会話教材を売るための宣伝文句にすぎません。「毎日3時間、集中して勉強すれば1年後に英語で話せるようになります」という教材と、「1日30分、聞き流していたら3か月で英語を話せるようになりました」という教材では、どちらがよく売れるかは明らかですよね。
教材を売る会社としては、売れる宣伝文句を使っているにすぎません。その宣伝文句を信じて熱心に勉強しても英語は身につかないのです。英語を身に付けるためには、正しい情報、正しい勉強方法に基づいて勉強することが必要です。
3.過度のネイティブ信仰
英会話教材で勉強しても英語を話せるようにならないなら、英会話スクールや海外留学でネイティブと英会話をすれば話せるようになるはず、と考えがちです。しかし、ここにも落とし穴があります。英会話スクールや海外留学に行っても、英会話が身につく人は一握りです。
ほとんどの人が、かろうじて単語が口から出てくるくらいの英会話力を身に付ける程度です。英会話スクールの数が多いわりに、英語を話せる人が少ないことからも、なんとなく分かるのではないでしょうか。
ネイティブと英会話の練習するというのは、英語を習得するために必須の4ステップの1ステップにすぎません。残りの3ステップをせずにネイティブと会話をしても、英語を自由に操れるようにはならないのです。
私が試行錯誤の結果としてたどり着いた勉強法では、英語を使いこなせるようになるための4ステップを順に実践します。正しい順序に勉強することで、最短で英語を身に付けることができます。
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